「このキャンペーンに賛同いただいた劇場の皆様⽅に、この場を借りて感謝致します。
私が初めて映画館で寝てしまったのは⾼校⼀年のとき、ケビン・コスナー主演『ワイアット・アープ』を⾒たときでした。映画というのは、基本的には私をワクワクドキドキさせてくれるものだと信じて疑わなかった私は「映画を⾒ながら寝ることがあるなんて」と驚きながら家路についたものです。世の中には、いろんな映画があるものだ、と。
『悪は存在しない』がティーンエイジャー、もしくはファミリー向けの映画かと⾔われたら正直わかりません(レーティング的には問題なしです)。しかし、だからこそ⾒てみて「こんな映画もあるのか」の体験になったら、更にそこから⾊んなことへの興味が広がることがあったら、こんなに嬉しいこともないように思います。
ワンコインを握りしめて、是⾮劇場までお越しください。ただ最近はキャッシュレス劇場もあるので、それだけお気をつけて。」